手足口病
手足口病
手足口病って何?
手・足・口の中に水疱(水ぶくれ)ができる夏かぜです。
症状と経過
手のひら、足のうら、口の中に小さな複数の水疱ができます。ひじや膝、おしりにできることもあります。口の中の水疱が破れると、しみて痛いため、食事が食べにくくなります。
原因
夏かぜを引き起こす、エンテロウイルスやコクサッキーウイルスが原因です。5月から9月が流行時期で、1~5歳に多く発症します。潜伏期間は4日前後です。
当院での治療
原因となるウイルスに効く薬はありませんので、ロの中の痛みが強ければ、鎮痛剤を使用し回復を待ちます。
生活上の注意点
ロの中の痛みから食欲もなくなりますので、脱水状態にならないように水分をよく摂るようにしましょう。入浴は問題ありません。予防は手洗いやうがいが基本です。
発熱はあっても38℃以下がほとんどで、下痢を伴うこともあります。1週間程度で自然に治ります。
登園・登校について
発疹が出ている程度なら休む必要はないため、本人の体調によって登園・登校の判断をします。